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オンラインAI研修の比較軸録画教材とライブ研修は何が違うのか

オンラインで受講できるAI研修が増えていますが、「録画教材」と「講師が同席するライブ研修」では得られるものが大きく異なります。5つの比較軸と、目的別の選び方を、AI研修を提供する側の視点で解説します。

2026-09-09約4分中森秀彬
オンラインAI研修の比較軸|録画教材とライブ研修は何が違うのか

オンラインAI研修とは

オンラインAI研修とは、Zoomなどのビデオ会議ツールや動画教材を使って、場所を問わずに受講できる生成AIの研修です。

大きく2つの形式に分かれます。

  1. 録画教材型(eラーニング): 収録済みの動画を各自のペースで視聴する。受講時期を選ばず、1人あたりの単価が安い

  2. ライブ型: 講師が同席し、決められた日時にZoom等で実施する。その場で質問でき、自社の業務を題材にした演習ができる

どちらが優れているという話ではなく、目的によって向き不向きが分かれます。 この記事では、その判断のための5つの比較軸を整理します。

なぜ形式の違いが成果を左右するのか

生成AIのスキルは、「知っている」と「業務で使える」の間に大きな差があります。

ChatGPTの使い方を動画で学んだ人が、翌日から自分の提案書作成に使えるかというと、多くの場合そうなりません。「自分の業務ではどう指示すればいいのか」「出力をどう直せばいいのか」という部分でつまずくからです。

E-team AI のライブ研修では、受講者自身の業務を題材にして「どの業務を、どのプロンプトで、何分短縮できたか」をその場で確認しながら進めます。研修の前後で業務棚卸しを行うため、短縮できた時間を部門ごとに数字で把握できます。

つまり、成果が数字で出るかどうかは、自社の業務に当てはめる工程を研修の中に含められるかで決まります。 録画教材ではこの工程が受講者任せになります。

オンラインAI研修を比較する5つの軸

1. 講師が同席するか(ライブ型か録画型か)

観点

録画教材型

ライブ型

質問への即答

できない(掲示板等)

その場でできる

自社業務を題材にした演習

難しい

できる

受講時期の自由度

高い

日程調整が必要

1人あたりの費用

安い

高い

助成金の賃金助成

対象外

対象になる場合がある

業務への組み込みを目的にするならライブ型、社内ルールの周知など知識の共有が目的なら録画型が向いています。

2. 受講人数と演習の比率

ライブ型でも、1回に30名以上が参加する研修は実質的に講義になります。「1回あたり何名まで」「講義と演習の時間比率はどれくらいか」を確認してください。手を動かす時間が半分以上あるかが目安です。

3. 汎用的な内容か、職務に直結する内容か

「ChatGPTの基本操作」のような汎用的な内容と、「広告レポートの自動化」「議事録から議事録テンプレートを作る」のような職務に直結する内容では、研修後に残るものが違います。

助成金の面でも、2026年8月3日以降、人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)では全社員向けの一般的なAIリテラシー研修や汎用的なプロンプト講座が対象外になりました。

4. カリキュラムを調整できるか

既存ツール(Slack / Teams / CMS 等)や業種に合わせて内容を調整できるかどうかです。E-team AI の法人向けコースは、12〜20時間の範囲で企業ごとにカスタマイズしています。

5. 研修後の伴走があるか

研修が終わってから1か月後に「使い方を忘れた」「うまくいかない」となるケースは珍しくありません。成果物のレビューや相談ができる期間があるかを確認してください。E-team AI の個人向けコースは、1.5時間×6回のZoom研修に3ヶ月の個別サポートを含めています。

目的別の選び方

  • 社内ルールの周知や基礎知識の共有 → 録画教材型で十分。短時間・低コストで全員に届く

  • 特定部門の業務にAIを組み込みたい → ライブ型・少人数・自社業務を題材にできる研修

  • 自社専用のAIアプリを作りたい → ライブ型で、Claude Code / Codex などのAIコーディングツールを使って研修中に試作品を完成させる研修

  • 個人でスキルを身につけて案件を取りたい → ライブ型に加えて、受講後の個別サポート期間がある研修

よくある質問

オンラインAI研修と対面研修では効果に差がありますか?

講師が同席するライブ型であれば、オンラインでも対面と同等の演習ができます。差が出るのは「ライブか録画か」であり、「オンラインか対面か」ではありません。E-team AI の法人向けコースは基本オンラインで、ご要望に応じてオンサイトにも対応しています。

オンラインAI研修の受講に必要な環境は?

Zoomが使えるPCとインターネット環境があれば受講できます。演習で使う生成AIツールは研修中に案内されるのが一般的です。

録画教材型のAI研修は助成金の対象になりますか?

対象になる場合がありますが、eラーニング・通信制の訓練は賃金助成の対象外で、同一従業員につき年度1回までの制限があります。詳細は管轄労働局にご確認ください。申請の手順は「AI研修に人材開発支援助成金を使う手順」にまとめています。

地方の企業でもオンラインAI研修を受けられますか?

受けられます。オンライン開催のため場所を問いません。E-team AI では全コースがオンライン対応で、法人向けは東京およびご相談に応じてその他拠点でのオンサイト開催も可能です。

まとめ

  • オンラインAI研修は「録画教材型」と「ライブ型」に分かれ、目的で選ぶ

  • 業務への組み込みを目的にするなら、講師が同席して自社業務を題材にできるライブ型

  • 比較軸は「講師の同席」「人数と演習比率」「職務直結か」「カスタマイズ」「研修後の伴走」の5つ

  • 「オンラインか対面か」より「ライブか録画か」のほうが成果への影響が大きい

  • 助成金を検討する場合、録画教材型は賃金助成の対象外で年度1回までの制限がある

E-team AI のオンラインAI研修の受講形式・時間・料金は、オンライン研修ページにまとめています。 → https://ai.e-team.co.jp/courses/online

研修の設計についてのご相談は、お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。 → https://ai.e-team.co.jp/contact


著者情報 中森秀彬(morimori.ai) 株式会社E-team 共同創業者 / AI開発責任者。GEO・AIOレポート自動作成ツール「AI SearchScope」開発者。法人向けAIマーケティング支援・AIマーケティング研修・AI×Web制作を手がけ、講師登壇は年間100回以上。 X:@morimori_ai_dev

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